Culture & Critique by Virus Watcher Japan
スラッシュドットのエントリによれば、警察庁の「平成22年上半期の出会い系サイトに関係した事件等の検挙状況について」によると、いわゆる「出会い系サイト」での検挙件数は538件で前年同期より減少しているが、それ以外の「非出会い系サイト」を利用して犯罪被害に遭った事件の検挙件数は730件と、前年同期より増加している。
これはリアル社会に置き換えればすぐにわかる話である。性風俗店に勤める女性も、そこへ通う客もサービスの内容と対価をはっきり認識しており欺瞞はない。あとは満足するかしないかという問題と、一部悪質店にひっかからないように注意すれば良いだけだ。
しかしながら、表向きバーで裏で売春をやっているような店は、表面上健全を装っていながら、「個人の行為」として違法行為をやっているので、そこには自己欺瞞が存在する。犯罪集団のワナとそれにひっかかる客が後を絶たない。
たとえば、国内最大手のSNSでは「あしあと」(アクセス履歴)を追ってみると、明らかに出会いや性行為を目的としている(ようにしか見えない)アカウントがある。
恋愛は自由であり、性行為も大人の責任と合意において自由であるが、そこに金銭授受が介在すれば違法である。
しかし、SNS内で婚活を目的にしたコミュニティも存在し、マジメな婚活者がいる一方で、相手の弱みにつけ込む悪人も存在する。
結局のところ、自己責任と大人の常識、警戒心に基づき、ネットを利用すること以外に被害を避ける方法はないということである。
(編集部 大河秀明)
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