Windows95がリリースされてから、爆発的なインターネットブームが起きたわけだが、今も昔も購買力のあるのは40代である。
当時の40代といえば、「パソコンなんて、オレにはとんでもねぇ」という人が多かったが、この人たちになんとかパソコンを買ってもらうべく、様々な芸能人を起用して宣伝攻勢をかけていた。
○高倉健さんが、倍賞智恵子さんと夫婦役で登場してパソコンをさわっていた。これは大変インパクトがあり、およそパソコンには一生縁がなさそうな健さんを見て、「あの人が使えるんだったら・・・」と思い、買った人が多かった。
○長島さん
怪しい英語を使うことで有名なこの方、「ぷれいんすとーる」「まるちめでぃあ」と連呼し、同じく団塊世代の共感を得ることに成功。
団塊世代にアピールしたのは、この二人であるが、そのほか主婦や子育て中の女性向けにのCMや、写真展をやりたい男性がネットで夢を実現したというイメージCMなどがあった。
話を団塊世代に戻せば、それまで全盛だったパソコン通信の世界が現在も忘れられず、mixiの友達の大半はパソ通人脈という人が少なからずいる。
そして、90年代にパソコンマニアの間で定番だったウィルスソフトは、トレンドマイクロのウィルスバスターだった。
それから10年余。パソコンマニアは若手にもいるが、マニアックな世界は思ったほど世代継承されず、現在、パーツ売り場に出入りししているのは、50歳前後の年配者が目立つ。
パソコン世代というものも、40歳代で終わりなのかもしれないと思うと、少々寂しい思いがする次第である。
(編集部 大河秀明)
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