USBメモリを介して感染するということで、WindowsのAutorun(自動実行機能)の危険性が浮き彫りになったウィルス「コンフィッカー」であるが、単にAuntorunを無効にするだけで感染拡大を防止することはできない。
再感染の例として多く見られるのは,(1)ネットワーク共有しているファイル・サーバーなどを媒体とする,(2)駆除用に用意したUSBメモリーなどの外部記憶媒体を経由する,(3)外部に持ち出したパソコンを組織内ネットワークに接続する,といったパターンである
企業では、よく部門独自で立てたファイルサーバが稼働している。多く見られるのは普通のパソコンにバックアップ機構だけを装備したイージーなファイルサーバーだ。OSはWindowsXPという例も多い。
もちろん、WindowsXPであっても、セキュリティ対策をきちんとしていればよいが、パスワードは全ディレクトリ共通のものを使っていたり、Administratorがノンパスワードで運用されているというケースもある。
こうしたぜい弱なファイルサーバは、コンフィッカー増殖/再感染の温床となる。
また、各端末に外付けハードディスクを使用している場合にも注意が必要だ。駆除対策は内蔵ハードディスクに対して行われるが、外付けハードディスクは無防備なまま放置されていることも多い。
感染が確認されたなら、あるいが疑いがあるときには、あらゆるストレージ資産を棚卸ししてチェックと駆除を行う必要があるだろう。
(編集部 長谷部祐二)
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