Culture & Critique by Virus Watcher Japan

【コラム】論語で学ぶセキュリティ「和を貴しと為す」

--------------------------------------------------------------------------------------------------
有子が曰わく、礼の用は和を貴しと為す。先王の道も斯れを美となす。小大これに由るも行なわれざる所あり。和を知りて和すれども礼を以てこれを節せざれば、亦た行なわるべからず。

有子がいわれた、「礼のはたらきとしては調和が貴いのである。むかしの聖王の道もそれでこそ立派であった。[しかし]小事も大事もそれ[調和]に依りながらうまくいかないこともある。調和を知って調和をしていても、礼でそこに折り目をつけるのでなければ、やはりうまくいかないものだ」
--------------------------------------------------------------------------------------------------
(教訓)

セキュリティは全社的な取り組みとして行わねばならない。それはガバナンスとして表現される全体の和である。しかし、調和にばかりとらわれていると、いつしかそれはなれ合いとなり、策定したセキュリティポリシーも形骸化する。
いつしか、それは情報漏洩という大きなリスクとなって跳ね返ってくる。しかし、相互監視のような規律最優先を行うと、会社の士気と生産性を低下させる。
和を保ちながら規律を徹底させるのは非常に難しいことである。

(編集部 大川秀明)

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 【コラム】論語で学ぶセキュリティ「和を貴しと為す」

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://antivirus-news.net/mt-tb.cgi/913

Culture & Critique by Virus Watcher Japan トピックス