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【コラム】ウィルスソフトジプシーという人種がいる。

ほとんどの有料ウィルスソフトは、体験版が用意されており、一ヶ月程度の試用の後、ライセンスを購入して正規版として使い続けるというのが基本だ。

ところが、ソフトウェアには金は払わないという、一種の信念を持ったユーザーがいて、このユーザー達は試用期間が終わると、あっさりアンインストールして、別のアンチウィルスソフトの体験版に乗り換えるのである。

その体験版も試用期間が過ぎると、またアンインストールして、別のアンチウィルスソフトに乗り換える。
アンチウィルスソフトの数は10種類以上になるから、これで1年間は持つ。

1年後にどうするのかといえば、OSそのものをクリーンインストールして、その頃出回り始める最新版アンチウィルスソフトの体験版をインストールするのである。そしてまた同じ1年間を過ごす。

しかも、この1年おきのクリーンインストールというのが、OSの調子を保つためには、比較的良い作業であるから、誰もこれを否定することができない。

アンチウィルスソフトベンダーは、自社製品を継続的に使用してもらえるよう、販売戦略を見直したほうがよいのかもしれない。

(編集部 大川秀明)

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