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名古屋大学と富士通、振り込め詐欺防止などに向けた「行動モデルに基づく過信の抑止」を研究開始

ネット詐欺もリアル詐欺も、悪用される弱点は「被害者側の過信」にある。理屈はどうあれ「怪しい」ということに気がつけば詐欺の大部分は未然に防げることは間違いない。

そこで名古屋大学と富士通は、「行動モデルに基づく過信の抑止」の基礎学理の研究を行い、「振り込め詐欺防止」と「交通事故抑止」を目的とする実証実験に着手する。

本研究は、情報と物理を統合する視点から人間行動の数理的モデルを研究し、行動に内在する「人間の状態」を理解する方法を研究するものである。その研究を、「振り込め詐欺防止」のための技術や、「交通事故抑止」のためのシステムと人間との「過信」を検出する技術に応用する。

 研究期間の前半で、警察庁(警察大学校)と株式会社名古屋銀行(以下、名古屋銀行)に実験協力を受け、振り込め詐欺誘引通話の時の、被害者の異常な心理状態での発話や行動を検出する技術を開発し、実証実験を実施する。これにより、被害者に異常な心理状態におかれた電話であったことをアラームし、通話内容を落ち着いて再考する機会を作る。

(編集部 大河秀明)

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